何かと問題になるPM2.5ですが、
ママが気になるのは、赤ちゃんのことですよね(-ω-;)
体も未熟な赤ちゃん。
大人でも被害があるとされるPM2.5を、
赤ちゃんに吸わせたくない!!
そのためには、PM2.5とは何か?
しっかりと理解して、
一体どうしたらいいのか見ていきましょう。
何かとニュースになっているPM2.5って?
これは、大気中に浮いている、
ホコリやチリのようなものだと考えて、構わないようです。
PMは、「粒子状物質」のことで、
「Particulate Matter」を略しています。
2.5は、その大きさで、
単位は、µm(マイクロメートル)。
[colored_box color=”light‐red” corner=”r”]PM2.5=大気中にある2.5µm以下の浮遊している物質[/colored_box]
でも、2.5µmって言われても、
私にはよく分かりません(>ω<、) 調べてみると、1µmは、1000分の1mm、 ということは0.001mmなので、2.5µmは0.0025mmでした。
うーん…
普通の人には見えないレベルですね(・∀・;)
ちなみに、花粉の大きさが30µm程度で、
バクテリアや細菌は3µm程度だそうです。
細菌よりも、小さなものなんですね(・ω・)ノ
PM2.5が問題となっているのも、その大きさで、
なんと、肺の奥深くまで入りこめてしまうんですΣ(・□・;)
そのPM2.5には、工場からのホコリや、
車の排気ガスなどの有害物質なども含まれていたりするので、
呼吸系や、循環器系、
さらには肺がんのリスクまで高くなることが、
心配されているんです。
赤ちゃんを対象にした研究は、まだないようなので、
赤ちゃんへの影響は、ハッキリとは分らないのですが、
大人を対象とした、英ロンドン大学公衆衛生学の研究では、
1立方メートルの大気中のPM2.5の濃度が、
10マイクログラム増えるごとに、死亡率は20%上昇していた
という結果が!
今から先の長い赤ちゃんには、
絶対、吸わせたくありませんよね。
でも、排気ガスって、普段から大気中にもあるはず(ー ー;)
一体、どれぐらいの量までなら安全なんだろう?
次は、その量について、見ていきましょう。
[colored_box color=”light‐gray” corner=”r”]有害物質に含まれるものは、
炭素成分、硝酸塩、硫酸塩、ケイ素、
アンモニウム塩のほか、ナトリウム、
アルミニウムなどもあります。[/colored_box]
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注意する量はどのくらい?
大事な家族には、吸わせたくないPM2.5ですが、
安全から危険とされる量については、
環境省でも触れられています。
環境省が安全と定めらているのは、下のとおりですが、
PM10までが基準とされていたものなのです。
さらに小さな微粒子が見つかったことで、
これから基準も変わっていくかもしれません。
[deco_bg image=”paper1″ width=”400″]1年平均値が 15µg/m3 以下、
かつ、1日平均値が 35µg/m3以下であること[/deco_bg]
[colored_box color=”light‐red” corner=”r”][icon image=”check-b-bk”]注意する量は
- 1日平均値が70µg/m3以下、1時間値が85µg/m3以下の場合
- 1日平均値が70µg/m3超え、1時間値が85µg/m3を超える場合
呼吸器系の疾患(喘息など)や
循環器系疾患(心臓病など)のある人、
体力の弱っている人、
赤ちゃん、子ども、高齢者などは注意が必要なレベル。
必要のない外出や、
屋外での長時間続くような運動(マラソンなど)を
減らすように注意されるレベル。
[/colored_box]
後で出てくるので、ちょっとだけ、
この数値を頭の片隅において置いてくださいね。
大気中の量は、こちらの「そらまめ君」で、
今の大気中の汚染状況が、分かるようになっているので、
空気が澄んでいないときや、
偏西風が吹く、冬から春にかけての時期には、
ぜひチェックしてみてください。
チェックしたときに、
もし、大気汚染が多かったら?
赤ちゃんを含めて、家庭ではどうしたらいいのか、次を見ていきましょう。
PM2.5が多い時、家庭でできる事は?
赤ちゃん用のマスクもありますが、
嫌がったり、苦しかったりします。
苦しくても、しゃべれませんしね(>人<;)
PM2.5から赤ちゃんを守るには、PM2.5を、なるべく室内に入れないこと!
小さいものなので、閉め切っているつもりでも、
室内に全くない、ということはないそうですが、
PM2.5の量が多いときには、
なるべく外出時間を短くしたり、
散歩なども控えるようにした方がいいですね。
病院の先生がおっしゃるには、
「短時間の外出では、害はないだろう」
ということです(*´∀`)
普段は、そこまで気をつける必要はありませんが、
PM2.5の多い時期に、普段の生活で気をつけられることは、
[icon image=”arrow3-r”]洗濯物
洗濯物にも、PM2.5はついてしまいます。
パタパタしても、繊維の奥に入り込んで取れません。
PM2.5の多い時期には、なるべく室内干しが安全です。
[icon image=”arrow3-r”]部屋の換気
部屋の換気もしたいところですが、
窓を開けていたら、屋外と変わらないぐらいの
PM2.5が室内にも入り込んでしまいます(-∀-`; )
洗濯物も室内にあって、ちょっと息苦しくなりますが、
なるべく、窓や戸の開け閉めも必要最小限に。
[icon image=”arrow3-r”]エアコン
エアコンの中には、
外気を室内に取り入れる方式のものがあるようなので、
そういったものには、注意が必要です。
撒き散らして、しまいますからね(-ω-;)
[icon image=”arrow3-r”]外から帰ってきたら
玄関の外で、軽くパタパタと上着などをはたいて、
石けんで手洗い、うがい。
[icon image=”arrow3-r”]たばこ
大気中より、害があるのが、
なんと言ってもタバコ。
大気中のPM2.5よりも、有毒性が高いのです!
自由にタバコが吸える居酒屋では、
中国の大気汚染よりも、汚染されているんです。
数値は、なんと568µg/m3!
先ほどの数値を覚えていますか?
もう、外出できないレベルなんですヾ(´゚Д゚`;)ゝ
たとえ分煙していても、かなり危険なレベルになりますし、
タバコを吸った人が、そのまま抱っこすると、
「大気汚染が、、、」
なんてレベルじゃなくなってくるんですよね。
たまに、親戚のおじさんが抱っこするのは、
いいかもしれませんが、
赤ちゃんのタメに、できれば、
両親は禁煙を(。・人・`。)
コメント
わざわざ確認していただいたとのことで…ありがとうございます!
私は免許がないのと夫が出張が多いので買い物などは30分先のスーパーにお散歩ついでに赤ちゃんと行っているので、往復1時間だとまずいのでは?と心配になっておりました。
子供が病気になるかもしれないのも嫌ですが、自分が子供の大きくなっていく姿もできるだけ長く見ていたいので、できるだけPM2.5の予報を見て機転をきかせながら過ごしていきたいと思います。
このページ以外もとても読みやすく、わかりやすいものばかりで他のページも参考にさせていただきたいなと思います。
不安だったので解答をいただけて助かりました。ありがとうございます(^_^)
わざわざ、お礼のコメント、ありがとうございます(*´∀`)
赤ちゃんを連れての、お買い物も大変なのに、いろいろと飛んでいて、安心もできないですね(-ω-;)
他のページも見て頂いたようで、ありがとうございます!
こちらこそ、励みになります(*≧ω≦)ありがとうございました!
とても参考になりました。赤ん坊がいる家庭ですので、わかりやすくて助かりました。質問なのですが、赤ちゃんの短時間の外出とは具体的にどれぐらいでしょうか?1時間ぐらいですか?ほかのサイトも調べてみたのですが見当たらず…もしよろしければ教えていただけますと幸いです
参考になったようで、幸いです。
赤ちゃん、心配ですよね(・ω・`)
記事を書いた時にも、赤ちゃんのデータが少なかったんですが、今回、いおなさんの質問から、小児科に聞いてみたんです。
やっぱり、「赤ちゃんのデータがまだないので、具体的に言えない」ということでした。
日本の100倍以上のPM2.5が飛んでいる、中国ですが、
すぐに赤ちゃんがどうなった、と言う話もないそうです。
でも、大人のガンは、急に増えているんですよね。
「親が気になるなら、PM2.5の量をチェックしながら、
なるべく外に出ない方がいいんじゃないでしょうか?」
と、具体的な時間については、聞くことができませんでした(*ノД`*)すいません。。。
私の考えでは、かなり飛んでそうだなという時には、銀行や買い物ぐらいかなぁと。
ストレスがたまって、外遊びするときも、1時間ぐらいなら、大丈夫だと考えます。
スパっと気持ちのいいお答えができなくて、申し訳ないですが、参考になれば幸いです。