冬のこと

節分に飾る柊鰯!いつからいつまで飾るもの??

最近の節分では、あまり見なくなりましたが、
小さな頃には、たまに、

鰯(いわし)の頭が玄関に飾ってあったり、
ぶらぶらと、鰯を木にぶら下げている家を
見かけることがありました。

 

それは、子供の私の目には、
不思議な光景に映っていました。

「なんで、いわしを飾ってあるんだろう?」

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Copyright © 2011 20110206 Ise 5 (Japanese charm) by BONGURI, on Flickr

最近になってから知ったのですが(遅すぎ?)、
「柊鰯(ひいらぎいわし)」、「焼嗅(やいかがし)」
と呼ばれるものなんですね。

 

そんな、子供の頃から持っている、長年の疑問に、
今回、ついに鰯の飾り物についてリサーチしてみました!

 

なぜ節分に鰯を飾るの?

地域によって、差があるのですが、
共通しているのは、にまつわる話でした。

由来を話す前に、
柊鰯がどんなものか、先に説明しますね。

 

鰯の飾りとは?

柊鰯、他の呼び名では焼嗅(やいかがし)、
やっかがし、やいくさし、やっさし、柊刺し、鬼の目さし
など、
地域で、いろいろな名前があるようです。

飾り付けは、全国的にだいたい同じで、
焼いた鰯の頭だけを切り取って、柊(ひいらぎ)の枝に刺します。

それを、玄関や門に結びつけたり、刺したりして飾ります。
焼くのは、匂いを強くするためなんだそうです。

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「鰯の頭も信心から」という諺(ことわざ)は、
この柊鰯のことを指していて、

「鰯の頭という、
他の人から見たらヘンテコなものでも、
信じる人からしたら、ありがたいものだ」

という意味で、何かをかたくなに信じる人に対して、
からかうときに使われます。

 

私の住んでいた近所では、
木にイワシが丸ごと、ぶら下がっていた記憶があるけど、
あれは、家主さんのアレンジだったのでしょうか??

 

鬼にまつわる話

肝心の鬼の話に戻りますが、
鬼はイワシの匂いが嫌いなんだそうです。
嫌いな鰯の匂いで、家に寄せつけないようにするんです。

さらに、近寄ってきても、
柊の葉の棘が、鬼の目を刺すので、
家へ入れない、と言われています。

断固として、家に入れるつもりはないらしいですね(ノ`Д´)ノ

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逆に、イワシの匂いが好きな鬼がいる地域もあって、
鰯の匂いで、おびき寄せてから、目を刺すという、
好戦的な地域もあるようです。

鰯の匂いが、鬼の好きな死体の匂いに近いからとか。
なんだ、このエグイ感じ(; ̄ェ ̄)

子どもには聞かせられないなぁ…

 

鬼って何者?という疑問が出てきたら、
「節分と鰯」の記事に書いてありますので、
そちらをご覧ください。

参考節分に何故いわし?由来になっている3つの話とは?

最近の節分は、「恵方巻き」と言われますが、 小さな頃から食べていたのは「鰯(いわし)」でした。 小骨が多くて、食べにくくて、 生臭くて、あんまり好きじゃありませんでした(・ω・; ゞ 今では好きですが ...

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いつから始まったのか、定かではありませんが
平安時代には、しめ飾りに、
柊と鯔(ぼら)の頭を挿していたそうです。

これが、今の形に変わっていったんでしょうね。

柊鰯の飾る日から処分方法まで

全国的に同じことをするとはいえ、
いつから始めるとか、いつまで飾るのかとか、
地域によって、マチマチ。

調べた結果は、以下のような感じでした。

 

柊鰯を飾る日

地域差がありますが、一番多いのは節分の日。

ですが、節分からじゃなくてもいいみたいですよ。

正月行事が一段落した、
小正月(1月15日)の翌日から、節分の間
に飾るといいそうです。

 

柊鰯をはずす日

また、飾りをはずす日は、4パターンありました。

  • 翌日の「立春の日」
  • 2月いっぱい
  • ひな祭りまで
  • 雨水の日まで

※雨水の日とは、2月19日または20日で、
雛人形を飾るのに、いいと言われている日です。

 

次の日には取るというところが、ほとんどのようでしたが、
結構、長く飾るところもあるんですね。

中には、「猫に取られるまで」という声も。

猫のいる地域では、あっと言う間になくなってしまいそうですよね(^_^;)

 

柊鰯の処分方法

また、その処分についても、次の4パターンありました。

  • 半紙に包んで、塩で清めて捨てる
  • 灰になるまで焼いて、玄関先に盛る
  • 玄関先に埋める
  • 神社へ持っていって、お焚き上げ

(神社に猫がたくさん集まりそうですね)

鬼払いをしてくれた、イワシの頭さんと、
鬼の目をつついただろう、柊の枝を、
そのまま捨てるのは、なんだか良くなさそうですよね。

一番簡単なのは、塩で清めて、
半紙(白紙)に包んで捨てる方法ですかね。

 

調べてみると、なんだかやってみたくなってきました(´∀`)
(ミーハーかっ!)

 

柊の枝は、スーパーなどで売っているようなので、
今度の節分には、柊にイワシを刺して、
鬼が来たら、目をつつけるよう、
ちょっと葉っぱの多い枝を買おうかな。
(エグイの嫌いなハズじゃっ∑(゚Д゚))

そして、また一年、家族が元気で過ごせるように、
玄関先に飾っておこうと思いますヽ(・∀・)ノ

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