結婚式に招待されると、気になる服装。
服装にも、マナーが必要ですよね。
特に、大人の男性。
女性の服装のマナーは、
女性同士、アンテナを張り巡らせるので、
恥ずかしくないようにと、
気を使う女性は多いのですが、
「礼服でいいだろう」
なんて喪服用のスーツで来ると、
社会人としての品格も問われたり、
新郎・新婦にも恥ずかしい思いをさせたり、
女性からの評価も、低くなってしまいますよ(>人<;)
やっぱり、マナーを知っている男性は、
スマートで、かっこよく見えます!
特に結婚式で、
普段と違うスーツをビシッと決められたら、
「ほおー、やるなぁーー」
なんて、遠目で見てしまいます(なんて上から目線っ∑(゚Д゚))
マナーを守りながら、
かっこよくスーツを着こなしたい!!
そんな、あなたのために、今回は書いていきます。
結婚式にふさわしい男性の服装
まず、立場と年齢でも、服装の格式が違います。
服装の格式から言うと、
正礼装、準礼装、略礼服となります。
それぞれ、見ていきましょう。
正礼装のマナー
新郎や新郎・新婦の父親が着るもので、
他の人たちは着ることはありませんので、
サッといきますね。
昼はモーニング、夜は燕尾服。
ホワイトタイとも呼ばれます。
Copyright © 2011 Wedding Photos by Katsunojiri, on Flickr
準礼装のマナー
新郎・新婦の近親者、主賓、立場が上の方(上司など)が着ます。
昼は、ディレクターズスーツ、夜はタキシード。
ブラックタイと言えば、準礼装を言います。
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ディレクターズスーツとは、
ダークスーツ(略礼服)の上着と、
モーニングのコールズホンを組合わせたものに、
ベストを着用したもの。[/st-mybox]
サラッと着こなせると、
紳士に見えて、かなりカッコいいのです。
個人的なイメージとしては、
ダンディなおじさまの、堺正章さんや高田純次さん。
私のおすすめは、高田純次さん。(何のっ?)
上着の色は、黒、グレー、紺などのダークカラーで、
ベストが見えるように 、上着はシングルがおすすめ。
(黒は漆黒じゃないものを)
パンツはグレーで、裾の折返しがないもの。
ベルトがベストから見えないように、
ベルトはしないで、サスペンダーをつけます。
ベストは、パンツより明るめのグレーで、
光沢があると華やかさが増します。
シャツは、白色で、
どちらかと言うとダブルカフスの方が、品格よく見えます。
襟は、レギュラーカラーか、ウイングカラー。
ウイングカラーは、首の長い人に似合います。
ネクタイはシルバーグレーや白黒の縞。
年配層では、結婚式には、白いネクタイ!
とされますが、正確には、
新郎と、両家の父親だけがするものです。
フワッとした感じの、アスコットタイも、
人気があるのですが、
人によって、意見はさまざま。
おじさんがつけていたら、
オシャレ上級者に見えて、ステキですが、
若者がつけていると、
気取って見えたり、
チャラチャラした印象になってしまったり、
んー、ちょっと使いこなすのは、難しそう(-ω-;)
(かといって、いくら、おじさんでも襟をあけて、
直にアスコットタイは、ちょっと・・・)
やっぱり無難なのは、普通のネクタイですね(σ゚∀゚)σ
個性をつけたいなら、
結び方を変えるのもいいかもしれません。
結び方も調べると色々とあるんですね。
参考までに、ちょっと変わったネクタイの結び方動画をどうぞ(*・∀・)ノ
[youtube id=CahlNvB7CK0]
チーフは、白で、麻かシルク素材のもの。
靴は、黒の内羽根式のストレートチップ。
つま先に、まっすぐ切り替え線のあって、
紐を通す部分が、甲と一体になった紐靴です。
切り替えのないプレーントウでも可。
略礼装のマナー
一番、多いのが略礼装のスーツ。
近親者も、友人も、上司でもOK!
とっても便利ですね(・∀・)
スーツの色はダークカラーで、
(黒は、漆黒じゃないもの。)
ノーベントか、センターベンツ。
(弁当じゃないよ、車でもないよ、背中の切れ込みだよ(・∀・))
模様は、織柄や、目立たないストライプまで。
茶色はカジュアルになるので、結婚式ではタブーです。
おじさんたちには、漆黒が多いですが、
正式には、間違い。
間違いとはいえ、年配者に多いので、
マナー違反にはならないよう、
というか、地方へ行くほどマナーとされたりします。
親戚などの場合は、黒スーツがよかったりするので、
両親や親戚に聞いてみましょう。
海外での結婚式では、立派なマナー違反になるので、
やめておきましょう。
日本だけのガラパゴスマナーです。
シングルスーツとダブルスーツでは、
おじさんたちの間では、ダブルスーツが格上と
思っている方も多いようですが、それも間違い。
格に違いはないので、どちらでも構いませんが、
若い人や細い人に、ダブルのスーツは似合いません。
シングルスーツで、近親者の方や、上司など、
しっかりと見られたいなら、
スーツの色に合わせたベストを着用すると、
カッコいいですよヽ(・∀・)ノ
シャツは、ピシッと決めたいなら白シャツ。
織柄も問題ありません。
友人なら、遊び心を入れて、
少し色のついたカラーシャツでも大丈夫です。
襟は、レギュラーカラーやウイングカラー。
カフスも出来れば、ダブルカフス。
「カウス」とも言います。
(ちなみに、中田カウス・ボタンも、この「カウス」)
ネクタイは、
シルバー系やゴールド系の白っぽいもので、
若い人や友人なら、もう少し明るい色でも。
生地は、サテン生地など、光沢のあるものが、
品良く見えます。
靴は、やっぱり、黒の内羽根式のストレートチップが、
結婚式には、ふさわしいですね。
靴下も、もちろん黒。
まとめ
結局は、スタンダードが、
一番スマートで、かっこよく見えます(・∀・)
若い人は、少し遊びの要素を、
取り入れてもいいと、なっていますが、
若いのに、しっかりマナーを知っているんだと、
すっごく、好印象なので、
個人的には、スタンダードを強くオススメします。
年配になるほど、少し遊びを入れたほうが、
大人の余裕と、オシャレを感じます。
(年配になるほど、ガラパゴスだしね(。-∀-))
ちなみに、平服とある場合、
「正装じゃなくていい」、という意味で、略礼装を着ていくのが、大人。
最後に、絶対に忘れていけないのは、
サイズと清潔感!!
高くてサイズの合わないスーツより、
安くてもサイズの合ったスーツ!
ちょっと履きつぶした黒い内羽根式の靴より、
ピカピカにみがいた、プレーントウの靴です!
ぜひ、身だしなみのスッキリとしたスマートな大人な人!
と思われますように
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