社会人になると、外食が多くなりますよね。
私も、イタリアンやフレンチ、ちょっといい食事会や結婚式など、
洋食を食べる機会は、ずいぶんと増えました。
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ただ、私、マナーを習ったことがないので、
ちょっといいところへ、行くのは、
ずいぶんと気を遣います。
親しい友人となら、気にせず、
食事を楽しめるのですが、
そうじゃないときには、相手に合わせまくり(・∀・i)
洋食を食べるときに、
マナーが合ってるかどうかより、純粋に食事を楽しみたい!
そう思って、今回は、
洋食を食べるときの、スプーンやフォークの使い方について、
しっかりと、調べました!
これで、堂々と人より先に食べれるようになりますよ(*≧ω≦)
ぜひ、焼き魚でも食べながら、
爪楊枝で「シーハー」しながら、ご覧下さい(・∀・)
スプーン、フォーク、ナイフの使い方
まずは持ち方から
それぐらい知っている?
では、人差し指は、
ナイフやフォークの背に置けてますか?
人差し指が伸ばせていると、
ちゃんとした持ち方ができている、
と思って大丈夫。
「人差し指、感じてくれ~♪」と、
歌っても良し。
(AKBの「ハート・エレキ」)
スプーンは、鉛筆握りで構いません。
持つのは、左手にフォーク、右手にナイフ、心に刃(いらんっ!)。
サラダやライスを食べるために、
フォークを右手に持ち替えるのは自由ですが、
イギリスでは、マナー違反とされるので、
イギリスの、高級レストランへ行かれるときなどは、
持ち替えないほうが、いいかもしれません。
他の国や日本では、OKですよ。
気になる、ライスの食べ方ですが、
また後で、詳しく説明していきますね。
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フォークやナイフを使う順番は?
コース料理などで、|||○||| こんな感じで、
お皿の左にフォークと、右にナイフが出てきたら、
両外側から使います。
間違えても、そのまま使って大丈夫。
足りないときは、次の料理の時に、
ウェイターが持って来たり、
持ってこないときには、お願いしましょう。
落としてしまった時も、自分では拾いません。
ウェイターにお願いしましょう。
「すいませーん!!」
なんて、言わずに、
さっと右手を挙げて、心の中で、
「へい、タクシー!違った、ウェイター!」
と、するのがスマート。
上の方には、デザートやコーヒー用のスプーンが
置かれてあることもありますが、これも、外側から使います。
スプーンなどのカトラリーを置く、
箸置きのようなもの(ナイフレスト)がある時には、
一皿ごとに、カトラリーを変えません。
一般的にフォークなどのカトラリーが、
ずらっと並べられているのは、「イギリス式」。
「フランス式」は、後者のカトラリーを、
変えないタイプが本場のやり方です。
フォークやナイフなどの使い方
スープを飲むとき
一番外側(右側)に置いてあるスプーンを使います。
飲み方は、「イギリス式」と「フランス式」があって、
どちらも間違いはありません。
飲みやすい方で、飲んで大丈夫です。
ちなみに、違いはこちら。
- イギリス式・・・手前から奥へすくう
- フランス式・・・奥から手前へすくう
飲もうとしたら、熱っ!
「ふぅーふぅー」
とするのは、ちょっと待った!
これは、マナー違反。
ひとまず、水を一口飲んで、冷静に。
(熱くてビックリしてませんよ、とアピール)
スプーンで、優しくかき混ぜたり、
スプーンの背で、表面をなでたりして、
スプーンを使って、冷ましましょうね。
スプーンで、すくえなくなったら?
取っ手のあるカップスープなら、
カップを持って飲みます。
取っ手のないスープ皿なら、
お皿を手前か、奥に傾けて、
スプーンですくいます。
飲み終わったら、
カップスープなら、スプーンが不安定にならないように、
外側に置きます。
スープ皿の場合、スプーンは、
スープ皿の中に入れておきます。
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メインの食べ方
フォークで刺して、ナイフで一口に切り分けて、
いただきます。
口まで運んだものは、食べきりましょう。
食べかけをお皿に戻すのは、
見た目がいただけません。
肉などを、先に小分けにするのも、
マナー違反とされ、
美味しさも逃してしまいますよ(・ω・`)
一口ずつ、切っていただきましょうね。
骨付き肉の場合、骨から外してから、
一口大に切りましょう。
また、フォークで刺しにくいものは、
フォークにのせて食べるか、
少しフォークでつぶすと、刺しやすいですよ。
ここでも「イギリス式」と「フランス式」が出てきます。
(まさか?)
これも、食べやすい方で、構いません。
違いは、こちら。
- イギリス式・・・フォークの背にのせる
- フランス式・・・フォークの腹にのせる
フォークを上向きにするのは、マナー違反とされています。
日本に最初に伝わったのは、
イギリス式なので、年配者の多くは、
ライスをフォークの背にのせるのがマナーと教えられています。
現在は、食べやすい方なら、どちらでも構いません。
私なら、フランス式が食べやすいので、
右に持ち替えて、いただきます(*´∀`)
もともと、洋食にライスはありませんから、
食べにくいときには、お箸を頼むのもいいんです。
とにかく、相手に不愉快な思いをさせないのが、マナー。
お相手が年配の方なら、
マナー違反でも合わせるのも、いいんですよ。
イギリスのサッチャー元首相の話。
食事のときに、来賓者がマナーを知らなくて、
フィンガーボールの水を飲んだんです。
サッチャーさんは、
もちろん、マナーを知ってらっしゃいますが、
同じように、フィンガーボールの水を飲んだそうです。
形にこだわるマナーより、
相手のことを気遣うマナーを、
身に着けたいものですね。
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食事中や食後のフォークやナイフの置き方
食事中に、フォークやナイフを置きたいときには、
カタカナの「ハ」の字に置きます。
納得できない人は、漢字の「八(はち)」でも(・∀・)
その時は、フォークの背(ぽっこりした方)が上向きで、
ナイフの刃は、自分の方を向けておきます。
(心に刃・・いらないっ!!)
食後の、フォークやナイフの置き方にも、
「イギリス式」と「フランス式」があります。
(やっぱり!?)
- イギリス式は6時の方向
- フランス式が3時や4時の方向
日本では、4時の方向が一般的。
イギリスで、よほどマナーが問われそうな場面でなければ、
海外で、お食事されるときも、
4時の方向で大丈夫です。
気を付けるのは、フォークが先ほどと反対で、
表が上向き(ツンツンした方)になるんです。
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まとめ
いかがでしたか?
お役に立てましたか?
ちなみに、ナプキンの使い方については、
下のリンクからどうぞ。
洋食のナプキンマナー!ナプキンってどう使うの?
テーブルマナーの基本は、
フランスから始まっています。
イギリスとは、仲が悪い時代があり、(やっぱり!)
フランスのマネをしたくないと、
自分たちのマナーを作り出したようですね。
人に歴史あり。
マナーにも、歴史あり。
どうぞ、基本的なマナーをおさえながら、
心からのマナーに気を付けて、
気持ちよく、お食事がすすみますように(*´∀`)
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