7月になると、鹿児島で盛り上がるのは六月灯!
中でも、一番盛り上がるのは、なんと言っても、
2日間で約10万人も集まる、照国神社です!
私は、鹿児島の人間なんですが、小さなころから、
7月なのに、なんで六月灯って、言うんだろう??
照国神社の六月灯は、なんで土日にないんだろう??
なんて、疑問だったんですが、
色々、調べてみたら、意外と面白い!
そんな、鹿児島名物の六月灯、
いつあるの?
見どころはあるの?
そもそも、六月灯って何のお祭り?
と、
照国神社の六月灯を、誰よりも詳しく、楽しく過ごしたい!
なんて、考えている、
お祭り大好き人間の、そこのあなた!
鹿児島大好き人間の私が、
とことん調べたので、
大船に乗ったつもりで、六月灯を楽しんできてください(*≧ω≦)
おっと、手をはみ出さないでくださいね。
(小船ーっ!?∑(゚Д゚))
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照国神社の六月灯っていつ??
夏の風物詩でもある、六月灯。
と言っても、六月にあるわけじゃないんですね。
照国神社は、7月15、16日の2日間なんです。
今から、色々詳しく書いていきますが、
先に、住所や電話など、概要をどうぞ。
なんで、この日にあるの?
7月16日は、照国神社が祀っている神様、
島津斉彬(しまづ なりあきら)さんの命日なんです。
なので、16日は、斉彬さんをたたえる日で、
15日は、前夜祭となるんです。
早くから、西郷さんや大久保さんといった、
素晴らしい人材を見出して、育成に力を注いだ、
というので有名ですよね。
他にも、
早くから、海外を視野に入れた活動をしていて、
日本の近代化にも、貢献したり、
日の丸を国旗にしようと、薦めたのも斉彬さんで、
7月11日には、国旗祭というのもあるんですよ。
とにかく、先を見通す力に優れていて、
日本史上にも残る、名君とも呼ばれているんです!
斉彬さんが、もう少し長く生きていたら、
今と違った日本になっていたかもしれません。
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勇断なき人は 事を為すこと能(あた)わず
これは、斉彬さんの、残した言葉ですが、
やりたい事があるなら、勇気ある決断をするべし!
という解釈でいます。
人生一度きり、やりたい事は、
勇気をもって、成し遂げたいものですよね(*´∀`)
交通規制はあるの?
当日は、交通規制があります。
夕方6時ごろから、天文館から照国神社にかけて、
歩行者天国になります。
車で行く場合は、早くに駐車場を探さないと、
大変なことに(>人<;)
あ、帰りも大変なことになるので、
できれば、バスやタクシーがオススメです。
見どころは?花火は?
照国神社の六月灯の見どころは、
私の独断で、4つ紹介しますね。

小中学校や、企業など、いろんな人が書いた灯篭が、
たっくさん飾られるんです。
人で、ごった返しているので、
ゆっくり見ることはできませんが、
六月灯を見て回った後に、
高台の、城山展望台へ歩いて登って、
見下ろす照国神社は、とても幻想的ですよ(*≧ω≦)
(ただ、汗びっしょりになるので、タオルが必要(・∀・i))
こんな感じ!と、画像を見せたかったんですが、
使える画像がなかったので、動画をご覧ください。
後半、花火も見られますよ!

花火と言いますが、
期待すると、けっこう裏切られます(・∀・i)
正直、そんなに大した花火ではないんですが、
なんとなく、最後の花火を見てから帰るのが、
照国神社の六月灯の過ごし方!って感じ。
そーゆー感じで、
毎年、8時半から10分程度、打ち上げられます。

照国神社の参道は、屋台がギッシリ!
中でも、外せないのは柳川氷室のかき氷!!
水からこだわった氷を使っていて、
なんと言っても、フワッフワなんです(*≧ω≦)
口に入れた瞬間から、溶けちゃって、
あっという間にペロリ!
(なんか、表現が昭和っぽい?)
店舗の方も、夏はいつも行列ができるぐらい、
味には、定評があります(*≧ω≦)
かき氷屋さんも、たくさん屋台があるので、
ぜひ、柳川氷室を探してみてくださいね!

照国神社に入ると、
直径2mもの、カヤの葉で作られた輪っかがあるんです。
その輪っかを、3回くぐると、
暑気払い、厄払いになるんですよ(*≧ω≦)
くぐり方も決まっているので、
下の絵を、ご覧ください。
(笑っちゃダメよ(・∀・))
- 輪をくぐったら、左に回る(赤線)
- 戻ってきて、また輪をくぐって右へ回る(青線)
- また戻ってきて、輪をくぐったら、本殿の方へ向かう
これで、今年の後半戦も、
バッチリ、厄除けされました!!
これで、勇気をもって、
思いきり、やりたい事ができますね(*´∀`)
では、この六月灯、
どんな由来があるのか、知りたくないですか??
それも、シッカリ調べましたよ(*´∀`)
六月灯の由来は?
由来は、大きく2つあるんです。
都合よく、合わさったようなんですが、
一つずつ、簡単に見ていきますね!

薩摩藩第二代当主、島津光久公(1616~1695)、が、
上山寺の、観音堂を再建したときに、
沿道に、灯籠をつけさせたんです。
すると、
檀家も同じように、灯籠を飾り始めた、
というのが始まり、という説。
新照院町の、公民館の案内板によると、
上山寺跡には、現在、個人宅が建っているんです。
で、その観音像は、今でもあって、
そこの住宅の方が、祀っているんですって。
歴史を感じますねー(*≧ω≦)

もともと、「六月のおつめあげ」と呼ばれる、
- 家畜が、病気になりませんように
- 田んぼに、害虫が来ませんように
という願いを込めた、農民のお祭りがあったんです。
梅雨明けで、これから病気や虫が出てくる、
老若男女ともに、やっかいな時期になるので、
「厄除け」という意味の、お祭りだったようです。
この二つのお祭りが、合わさっていったようですね。
で、行くときなんですが、
先ほども、書いた通り、
照国神社の六月灯は、人が多く、
かなり、ごった返します。
しかも、暑い!
1~3歳ぐらいの、どこへでも行きそうな、
やんちゃな子供は、あまり見かけません。
灯篭があるとは言え、やっぱり暗いです。
迷子にならないようにするには、
違う六月灯に参加するか、リードをつけるのがオススメ。
レジャー施設で、迷子になるよりマシ!
と、息子にリードをつけてたら、
たくさんの人から、振り向かれましたが、何か??
ウチワは、会場でも配っていますが、
タオルと、事前にトイレに行くのを、お忘れなく!!
どうぞ、ゆっくり楽しんできてくださいね(*´∀`)
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