お中元のお礼状、なんて書いたらいいんだろう?
結婚してから、お中元をもらうことも出てきたんですが、
お礼って、どうしていますか?
私の義母は、
「頂き物をもらった時には、必ず、お礼をしなさい」
と、口をすっぱくして言うんですね。
で、お中元をもらった時のお礼は、
電話を入れた後、すぐにお返しの品を送っているんです。
私も、それにならっていたんです。
でも、実は、この方法、
マナー違反と捉える人も、いたんですΣ(゚д゚lll)
ズバッと言っちゃいますが、
正式なマナーとしては、お礼状を書くことなんですね。
面倒と言えば、面倒ですが、
お礼状を書ける女性って、ステキじゃないですか?
手書きの手紙って、もらったときも嬉しいし(*´∀`)
ということで、
私も、ステキな大人の女性を目指すために、
お礼状を極めたい!!
と思って、
はがきで書くお礼状には、どんな例文があるのか、調べてみました!
ぜひ、あなたも参考にして、
誰もが憧れる、ステキな大人の女性を、
一緒に目指しましょう!!
お礼状をステキに書けるように、目指したい大人の女性、
って言うと、ウィノナ・ライダーかな。
(がっ外国人っ!?Σヽ(゚∀゚;))
お中元のお礼状はどうする?
まずは、お礼状のチェックポイントを抑えていきますね。
いくら、キレイに文章が書けていても、
ちゃんと抑えておくべきところを、抑えていないと、
大人の女性とは、まだ言えません(・ω・`)
料理だって、いくら美味しくても、
見た目が悪かったり、お皿が汚れていたら、、、ねぇ?
ということで、ポイントが4つあるので、
順に見ていきますよ!
[icon image="point1-1-r"]はがきの選び方!
はがきですが、
無地でも、絵が入ったものでも、
どちらでも構いません。
[colored_box color="light‐gray" corner="r"][icon image="point-b-r"]絵はがきのポイント
ポイント的に、
[check_list image="check1-r"]
- 季節感のある絵
- 品のいい絵
- 美しい絵
[/check_list]
が、オススメ(*´∀`)[/colored_box]
[icon image="point1-2-r"]間違えたときには?
書き間違えたら、修正ペンじゃなくて、
新しいはがきに書き直しましょう。
お礼状なら、間違えないようにするのが、マナーですね。
[icon image="point1-3-r"]いつまでに送る?
お中元を頂いたら、なるべく早くお礼状を送ります。
遅くても、お中元が届いてから、1週間までには送りたいですね。
[icon image="point1-4-r"]奥さんが代理で書いたとき
旦那さんのお礼として、奥さんがお礼状を書いたときには、
差出人は、旦那さんの名前で、小さく(内)と書きます。
ちなみに、
基本的にお中元って、目下の人から目上の人に、
日頃、お世話になったお礼として、送るものなんです。
なので、本来、
お礼状を出すだけで、お返しはしなくて、いいんです。
最近は、贈りあったりもするようですが、
「この先、もうお中元はいりませんよ」
と、断りたい時に、同額以上のお返しを贈るようです。
ただ、同僚とか、同じような立場の人には、
同額程度のお返しをした方がいいかな、と思います。
お中元の品を贈る場合も、お礼状を先に送って、
1週間とか、間をあけてから送った方がいいようです。
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ポイントは、抑えましたか?
では、例文の方へ進んでいきますね(*´∀`)
お礼状の書き方!
お礼状と言うと、難しく考えてしまいがちですよね。
でも、大丈夫ですよ!
形式に沿って書けばいいので、割と簡単なんです(*´∀`)
その形式とは、
[deco_bg image="paper1" width="400"]
- 頭語(とうご)
- 時候の挨拶
- お相手の安否をうかがう言葉
- お中元のお礼
- お相手の健康を気づかう言葉
- 結語(けつご)
[/deco_bg]
何がなんでも、この通りにしないといけない!
というわけでは、ありませんが、この流れだと
失礼もなく、相手も読みやすいので、
書きなれていなければ、特にオススメです。
では、順に、説明していきますね(*´∀`)
1.頭語
最初の挨拶になる言葉で、「拝啓」が一般的。
意味や、他の言葉は、
[colored_box color="light‐red" corner="r"]【拝啓】
へりくだって、申し上げます。の意味。
一般的に使われていて、目上の人でもビジネスでも、問題ありません。
【謹啓】
つつしんで、申し上げます。の意味。
かなり、目上の人に使います。
【前略】
前文を省略します。の意味。
2や3を、省略するときに使いますが、
立場が同じ人か、よほど親しい間のときに使います。[/colored_box]
2.時候の挨拶
季節の挨拶文で、お相手の安否を気づかう言葉と、
つなげたりします。
四季が美しい、日本ならではの、
「暑さで、まいってないですか?」
と、相手を気づかう言葉から入る挨拶文です。
[colored_box color="light‐red" corner="r"]【7月の時候の挨拶】
盛夏の候、向暑の候、猛暑の候、酷暑の候、炎暑の候
7月23日ごろの「大暑」から、大暑の候
爽快な夏
まぶしいほどの夏
連日厳しい暑さ
日々暑さ厳しき折から
一雨欲しいこのごろ
【8月の時候の挨拶】
残暑の候、秋暑の候、晩夏の候、残夏の候、初秋の候
新秋の候、清涼の候、爽秋の候
8月8日ごろの「立秋」から、立秋の候
8月23日頃の「処暑」から、処暑の候
残暑厳しきおり
秋にはまだ遠く
まだ暑い日が続きますが
など[/colored_box]
3.お相手の安否をうかがう言葉
先ほどの、時候の挨拶とつなげて使われることも多いですが、
相手が元気でいることや、活躍していることを、
ここで、一言入れておきます。
[colored_box color="light‐red" corner="r"]
ますます(いよいよ、なお一層)ご清祥のこととお喜び申し上げます
(お元気にお過ごしのことと存じます。)
[/colored_box]
4.お中元のお礼
お中元を頂いたお礼を、ここで言いますが、
ここまでくれば、段々と大人の階段を
のぼってきているのが、分かるかもしれません(*≧ω≦)
ほら、振り返ると、、、私が!(ぎゃー!!Σ(゚д゚lll))
お中元のお礼に加えて、
食品なら感想を入れるのも、アリですよ(*´∀`)
[colored_box color="light‐red" corner="r"]【お中元のお礼】
- 先日は、結構な品をお送りいただき、ありがとうございました。
- このたびは、何よりのお品をご恵送たまわり、感謝の念に堪えません。
- このたびは、思いがけない贈り物を頂戴し、大変嬉しく思っています。
「何よりのお品」の他には、
高価なお品・心づくしのお品・ご丁寧なお品、など
+【感想】(食品の場合)
- 早速、家族皆でありがたく頂戴いたしております。
- 〇〇は、私(家族)の大好物で、大変美味しく頂戴しております。
+【気持ちに対してのお礼】(なくてもOK)
- お心遣い、本当に有り難うございました。
- 平素はこちらこそお世話になっておりますのに
このようなお心遣いまでいただき、恐縮に存じます。
[/colored_box]
5.お相手の健康を気づかう言葉
相手の健康を気づかって、最後にしめるんですが、
とことん、相手のことを気づかう日本人って、
ステキだなぁ、と思いますね(*´∀`)
私も、日常生活から、この気持ちを見習っていきたいです。
[colored_box color="light‐red" corner="r"]
- 酷暑の折、何かとご自愛くださいませ。
- 向暑の折から、くれぐれもご自愛くださいますよう、
- これから、ますます暑くなりますので、
お祈り申し上げます。
どうぞ、ご自愛くださいますよう申し上げます。
[/colored_box]
6.結語
頭語とセットで使うもので、使い方は以下のようになります。
[colored_box color="light‐red" corner="r"]「拝啓」 → 「敬具」・「かしこ(女性のみ)」
「謹啓」 → 「敬具」・「かしこ(女性のみ)」
「前略」 → 「早々」・「かしこ(女性のみ)」
この後に、日付を入れます。
差出人名と宛先人名は、入れても入れなくても。
「平成〇〇年七月(盛夏・孟夏)
山田 太郎
(内)
佐々木 花子様」
と、続けて終わります。[/colored_box]
今までの組み合わせを合わせると、
チーン!と、お礼状のできあがりです!
では、例文にいきますよ!
[icon image="finger1-r"]例文
[colored_box color="light‐red" corner="r"]拝啓
真夏の強い日差しが照りつける毎日ですが、
いかがお過ごしでしょうか?
先日は、結構なお品をいただき、ありがとうございました。
〇〇は私の大好物で、早速、家族皆でありがたく頂戴いたしております。
お心遣いに、深く感謝いたします。
暑さはこれからが本番かと存じます。
どうぞ、ご自愛なさいますようお祈り申し上げます。
かしこ
平成〇〇年盛夏
山田 太郎
(内)
佐々木 花子様[/colored_box]
これで安心して、お中元のお礼状が出せますよ。
大人の女性として、さらに一歩を踏み出していきましょうね(*´∀`)