今日のテレビで、加藤登紀子さんが、
二槽式洗濯機を使っていると言っていました。
とても興味を持って聞いていたのですが、
ネットで調べると、意外と二槽式洗濯機に興味を持っている人が多いようです。
二槽式洗濯機とは?
洗濯機と言えば、全自動洗濯機、ドラム式洗濯機が
頭に浮かぶのではないでしょうか?
二層式洗濯機とは、洗濯槽と脱水槽が分かれた洗濯機で、
洗濯槽から脱水槽へは手動で行います。
昭和のイメージが強い、アナログな家電ですよね。
「まだ売っているの?」
と、思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
地味に、根強いファンがいるそうです。
大きな電気屋さんに行ってみれば、
端っこにひっそりと存在感を隠して、二層式洗濯機がおいてあります。
なぜに、全自動洗濯機がこんなに普及して、
二層式洗濯機が売れなくなったのか、というと、
単純に、面倒くさいから。
人間、面倒くさいことは、なるべくさけたい生き物のようですね。
二槽式洗濯機の使い方
使い方は、スイッチも少なく、単純なものがほとんどなので、
ボタン操作で迷うことはなさそうです。
洗濯の流れとしては、
洗濯槽に入れて、水を溜めて洗剤を入れて洗濯開始
↓
脱水
↓
洗濯槽に戻して、すすぎ。
最後のすすぎに柔軟剤、投下
(ためすすぎ、汚れ具合をみながら1~2回ぐらい)
↓
脱水
と、なります。
すすぎの水を出しっぱなしにする、「注水すすぎ」を6分と、
水を溜めてすすぐ、「溜めすすぎ」を2回行った場合、
効果は同じで、節水になるのは「溜めすすぎ」です。
最後のすすぎの水は、次の洗濯でも使えるので、
捨てなくても大丈夫V(^_^)
二槽式洗濯機のメリット
いまだにファンの心をつかんで離さない、そのわけは、
汚れ落ちがいい
汚れ落ちがいいことに加えて、汚れ具合も目に見えること、
汚れ具合によって、すすぎの回数を変えたり、
水の量を調整できたり、自由がきくことも、メリットになっています。
農作業をする人、旦那さんが作業着を着て汚れやすい人など、
全自動洗濯機では不満を感じて、二層式洗濯機に戻る人もいるようです。
洗濯の回数が多いと、短時間で済む
洗濯層と、脱水層が分かれているので、
洗濯と脱水が同時に出来るのです。
色柄物を分けて洗濯したい人や、
汚れ具合によって、洗濯を分けたい人に向いているようです。
汚れ具合によって、洗濯を分ける方法
- 軽い汚れのものを洗って、脱水。
- 普通の汚れのものを洗って、脱水。
- 洗剤を足して(最初の洗剤量の30%)、ひどい汚れのものを洗って、脱水。
- 全部一緒に(入ったら)すすいで、脱水。
壊れにくい
全自動洗濯機に比べて、構造が簡単なので、壊れにくく、
もし壊れてしまっても、簡単に直せるんです。
屋外に置いて使っている人も多いようです。
カビにくい
まったくカビがこないわけではないですが、
全自動式洗濯機に比べると、カビにくいようです。
脱水層がステンレス製のものは、特にカビにくいので、オススメです。
粉石けんが使える
肌にも、環境にもやさしい粉石けんですが、溶けにくいのが難点。
洗浄力の高い二層式洗濯機では、粉石けんも溶けやすいので、
相性バッチリなんです。
安い
ドラム式洗濯機になると、10万円はしますが、
二層式洗濯機は2~3万円程度です。
そのうえ、壊れにくい(^_^)v
二槽式洗濯機のデメリット
では、デメリットについても取り上げましょう。
面倒くさい
洗濯が終わったら、すすぎ、その後、脱水槽に移して脱水。
この流れを、それぞれ手動でやらなければなりません。
フルタイムで働く主婦や、色々と忙しい主婦からすると、
ボタン一つで終わる全自動洗濯機は、とても楽チンなんですね。
水が冷たい
洗濯槽の水の中にある洗濯物を、手で脱水槽に移さなければいけません。
冬場は…キツイですね。
大きなものの脱水が困難
脱水槽が小さめなので、毛布や布団などの
大きな洗濯物の脱水は難しいです。
音がうるさい
全自動式に比べて、需要が少ないので、
開発は、あまり進んでいないようです。
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さいごに
私は全自動洗濯機を使っていますが、粉石けん派なので、
粉残りが気になるときがあったり、カビも気になります。
なので、今の洗濯機が壊れたら、二槽式洗濯機を第一候補に考えています。
面倒くさがりの私ですが、何だか懐かしくて、
楽しく洗濯できそうなイメージです♪( ´▽`)