ネットにつながる環境であれば、誰でも収入を得ることは、 可能な時代。
いらないものを売るオークションや、転売、
アンケートや紹介料、株やFX、
また何か作って、収入を得ることもできますね。
もっと柔軟な頭の人なら、
どこからだって収入を得ることができます。
専業主婦でも、ネットでお小遣い稼ぎをしている人は多いのではないでしょうか?
私も少しばかりやっていて、思ったのが、
これって、確定申告しなきゃいけないの?
確定申告をしないといけないとき
基本的に収入があれば、確定申告の対象となります。
ネット収入がある主婦で、
確定申告を必要とする金額は、
- 給与所得者で、ネット収入からの年間所得が20万円を超えている
- 収入が、ネット収入のみで、年間所得が38万円を超えている
ここで注意して欲しいのが、年間所得。
収入から、必要経費を引いた金額になります。
必要経費とは、その収入にかかったお金のことです。
たとえば、ネット収入を得ている場合、
パソコン代やインターネット通信費、 文房具代、
自宅の一部を使っているなら、家賃や電気代、
必要なら、交通費も入ります。
家賃や電気代の料金は、家の面積の何%程度を使っているか判断して、
経費となる家賃や電気代を割り出します。
必要経費になるような領収書やレシートなどは、
最低でも、5年間は保管しておきましょう。
また、この必要経費は最低65万円の経費が認められています。
と言うことは、
38万円 + 65万円 = 103万円
年間103万円までの収入は、確定申告はしなくてもいいのです。
これが、いわゆる「103万円の壁」というものになります。
扶養範囲内で働くためには?
ご主人の確定申告をする際に、税金が少しお得になるのが、
「配偶者控除」、「配偶者特別控除」。
よく言われる「扶養の範囲内」ですが、
主婦が働いても、ご主人の扶養から外れない範囲とは、
収入で言うと、年収141万円未満
ただし、ご主人の合計所得金額が1,000万円(給与収入で1,231万円)
を超える年には、受けることができません。
また、ご主人が会社員でない場合は、国民健康保険や国民年金になると思われます。
社会保険料については、関係がありません。
- 所得税、払わなくていい
- 住民税、払わなくていい
- 社会保険料、払わなくてよい
- ご主人の所得税・住民税の配偶者控除(38万円)、受けられる
- 所得税、払う
- 住民税、払う
- 社会保険料、払わなくてよい
- ご主人の所得税・住民税の配偶者特別控除、受けられる
- 所得税、払う
- 住民税、払う
- 社会保険料、払う
- ご主人の所得税・住民税の配偶者特別控除、受けられる
- 所得税、払う
- 住民税、払う
- 社会保険料、払う
- ご主人の所得税・住民税の配偶者特別控除、受けられない
※配偶者特別控除は、収入に応じた控除額があります。
配偶者の合計所得金額 | 配偶者特別控除額 |
---|---|
38万円を超え40万円未満 | 38万円 |
40万円以上45万円未満 | 36万円 |
45万円以上50万円未満 | 31万円 |
50万円以上55万円未満 | 26万円 |
55万円以上60万円未満 | 21万円 |
60万円以上65万円未満 | 16万円 |
65万円以上70万円未満 | 11万円 |
70万円以上75万円未満 | 6万円 |
75万円以上76万円未満 | 3万円 |
76万円以上 | 0円 |
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最後に
ちょっと話がそれることになりますが、
ここで気になるのは、いくらぐらい働けば、
得をするのか?損をするのか?
という問題ですよね。
ご主人が会社員の場合、会社で受けられる、家族手当など、
会社で独自に決められた手当等も、別で計算する必要がありますが、
所得税や住民税に比べて、社会保険料の負担は大きいので、
年収130万円から150万円ぐらいの間が、負担の割合が大きい
ことになります。
会社員の主婦としては、
年収を130万円以内に収めるか、160万円以上稼ぐか、
どちらかを選んだ方が、いいかもしれません。
ご主人が自営業をしている場合、社会保険料を払う必要がないので、
負担の割合は、収入に伴い増えていきます。
働いただけ、収入は増えると考えていいでしょう。
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