海水浴へ行くのは、お盆までよ!!
って、聞いたことないですか?
お盆を過ぎたら、海へ入らないように言われるのは、
全国どこも、同じようですね(*´∀`)
ところで、クラゲも増えるって聞くけど、本当かなぁ?
海水浴へ行くのは、お盆まで!
と、小さなころから、聞いて育ったんですが、
理由は、周りの大人に聞いても、だいたい、
- 霊に、連れていかれるから
- クラゲが増えて、刺されるから
この、まったくつながりのない、2点なんですよね。
特に、霊って、意味が分からないし。
(こ、怖がってないわよっ!)
大人になってからは、勇気を出して、
お盆にも、海水浴へ行くようになったんですが、
人が少なくなって、泳ぎやすいし、
シュノーケルも、ボートも、周りの人を気にしなくていいので、
けっこう、優雅に過ごせちゃうんです(*´∀`)
(ボートって、空気で膨らませるヤツね(・∀・i))
いつも、無事に生還していたので、
今回、子供を連れていこうとしていたら、主人の母から、
「お盆はクラゲが出るから、連れて行くのはやめなさい!」
と、一言。
あ、そういえば、小さいころに
私の母も言っていたな、と思いだし、
お盆を過ぎたら、海にクラゲが増える理由について、
調べてみたんです。
クラゲって、当たり前ですが、いろいろ種類があるんですね。
お盆に関係なく、
子供たちが、海で安全に遊べるように、
と考えているなら、必見ですよ!!
私も、子供たちを、お盆に海へ連れていくのは、やめときます(>人<;)
Copyright © 2010 Sunset - Kovalam Beach by B Balaji, on Flickr
お盆を過ぎたら、なんでクラゲが増えるの?
コレは、昔から不思議だったんです。
だって、年中、クラゲ、いるし。オ、イエー!
(ラッパー!?∑(゚Д゚))
うん。まぁ、調べてみると、
毒クラゲが、お盆頃を境に、
一気に成長するから、ということなんです。
「急に、こんなん増えちゃいました!」
って、マジックとは違うんです。
で、その毒クラゲの中には、
命を落とすほどの毒を持っているほど、
危険なクラゲもいるんです!
そんな危険を避けるために、
「お盆を過ぎたら、海へ行くのはやめなさい」
と言われるんですね。
先人たちからの、愛の言葉だったんです!
でもですね、あなたも、お気づきでしょうが、
実際は、お盆前からクラゲは、いるんです。
変に、怖がらないため、
危険なクラゲを、3匹紹介していきますね。
スポンサーリンク
[icon image="finger1-r"]アンドンクラゲ 危険度:☆☆☆☆
【別名】電気クラゲ・イラ(九州)
北海道付近まで、広い範囲で、
暖かな、浅い海に多いクラゲ。
お盆時期から、アンドンクラゲの発生で、
海水浴場を締め切るところもあるようです。
[colored_box color="light‐red" corner="r"]【見た目】
透明で、直径は4㎝ぐらい。
足は20㎝ぐらいの糸が、4本出ています。
小さくて、目立たないですが、
大群でいることが多いので、気を付けたいですね。[/colored_box]
[colored_box color="light‐red" corner="r"]【毒性】
刺されると、電気が走ったようにビリッとして、
ミミズ腫れになり、しばらく跡が残ります。[/colored_box]
[colored_box color="light‐red" corner="r"]【刺されたときの対処】
海水で洗い流して、
痛みのあるときは、氷や冷水を使って冷やしてから、病院へ![/colored_box]
[icon image="finger1-r"]ハブクラゲ 危険度:☆☆☆☆☆
沖縄や奄美地方にいるクラゲで、
猛毒のハブから、名前をもらうほど、
強い猛毒を持っています。
6月から9月ごろにかけて、発生するので、
沖縄方面へ旅行に行って、海で泳ぐときには、
クラゲよけネットのある、海水浴場で泳いでくださいね。
[colored_box color="light‐red" corner="r"]【見た目】
かなり透明で、直径は大きいモノで30㎝にもなって、
足は1.5mの長さまでなります。
透明で、画像のとおり、とっても分かりにくいです。
集団でいることもあるので、気を付けてください。[/colored_box]
[colored_box color="light‐red" corner="r"]【毒性】
刺された瞬間に、激痛がはしり、
刺されたところは、ミミズ腫れ、水泡、細胞壊死、
ひどい場合、ショック死することも(>人<;)[/colored_box]
[colored_box color="light‐red" corner="r"]【刺されたときの対処】
海水で洗い流して、酢をかけ、
痛みのあるときは、氷や冷水を使って冷やしてから、即病院へ![/colored_box]
[icon image="finger1-r"]カツオノエボシ 危険度:☆☆☆☆☆
【別名】電気クラゲ
太平洋沿岸にいるクラゲで、
体の空気で、プカプカ浮いて、
帆船のように、体に風を受けて動くんです。
ちなみに、空気を抜いて、沈むこともあります。
見た目がかわいいですが、すごく強い毒を持っていて、
ゴールデンウイークから9月ごろまで発生します。
[colored_box color="light‐red" corner="r"]【見た目】
透明な藍色で、大きさは約10㎝程度ですが、
足は平均で10m、長いモノでは50mにもなるんです。
見た目が面白いので、触ったりして、
ケガをする人が多いんです。
死んでいても、毒があるので、気を付けましょうね。
1000個以上の大群でいることもあるようです。[/colored_box]
[colored_box color="light‐red" corner="r"]【毒性】
刺されると、電気を受けたようにビリビリします。
それも、強力な電気で、かなりの激痛です。
刺されたところは、腫れ上がって、痛みは長時間ひきません。
さらに、二度刺されると、アナフィラキシーショックで、
死亡する例も(>人<;)[/colored_box]
[colored_box color="light‐red" corner="r"]【刺されたときの対処】
酢は、絶対にダメ!
海水で洗い流して、
氷や冷水を使って冷やしてから、病院へgo![/colored_box]
それぞれの対処法で、クラゲによっては、
酢が、効果的になったり、
最悪の事態を引き起こすこともあるので、
なんのクラゲなのか、分からない時には、
海水で洗って、触手を暑い軍手やピンセットで取って、
すぐに病院へ行ってください!
他にも、危険なクラゲがいたり、
「土用波」という、土用の頃に起こる大きな波があったりするので、
お盆の頃の海水浴場は、やっぱり危険なようです。
それに、「霊にさらわれる」とも言いますしね。
あ、クラゲは「霊の化身」と言う地域も、あるんだそうですよ。
子供を、海で泳がせたりするときは、
クラゲよけネットのある、海水浴場へ連れていこうかな。
もちろん、お盆前までに。
どうぞ、あなたも安全で、楽しい海水浴となりますように(*´∀`)