七夕の短冊に願い事をかくのはなぜ?由来を分かりやすく!

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七夕って織姫と彦星が会う日でしょー?
なんで、お願い事を叶えてくれるの?

娘の質問、ごもっともです!

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photo credit: via photopin (license)

なんとなく、当たり前のように、
短冊に願い事を書いてましたけど、、、

 

ん?

そもそも、だれにお願い事をしてるんだっけ?


なんで、お願い事を叶えてくれるの?

織姫と彦星からの幸せのおすそ分け?

いや、というか1年に1度しか会えない日なのに、
人の願い事を叶える暇なんてないじゃないんじゃないの??

 

気になって、気になって、
思わず木になりそうになったので、
あんなことや、こんなことまで調べちゃいました!

ということで!

短冊に願い事を書く由来について、
分かりやすく話していきますね(*´∀`)

 

私の今年の願い事は、
「ダイエットが成功しますように」
と、お願いしようと思います!

あー、ポテチ美味しい♪
(なんて他人任せなっ!∑(゚Д゚))

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七夕になぜ願い事をするの?

七夕って、織姫と彦星様が出会う日、
と思っていませんか?

実は、それだけじゃないんです!

 

知っているかと思いますが、
織姫と彦星の話は、中国から入ってきたもの。

この2人と言えば、「宇宙の中心で愛を叫ぶ」
という題名の映画も作れそうな、
超ラブラブな2人、

と思われがちですが、一旦、
そんな2人のことは忘れましょう。

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日本古来からの七夕の由来

七夕って、もともとは日本古来からある、
「棚機(たなばた)」という、穢れ(けがれ)落としの行事なんです。

 

棚機って?

巫女さんが、川辺にある小屋にこもって、
神様の着物を織り、7月6日の夜に、
その小屋の棚に置いて、神様に捧げ、

7月7日の夜に、小屋から出てきた巫女さんが、
水辺で禊(みそぎ)をする儀式なんです。

 

「禊」とは、川や海の水に浸かって体を清めることです。

そして、この巫女さんのことを、
棚機女(たなばたつめ)と呼びます。

 

もうちょっと詳しく話すと、

この着物を着る神様、この日だけ降りてくる神様で
特に名前はなく、客神(きゃくじん、まろうど)と呼ばれるようです。

 

つまり、もともとその土地にいる
神様ではなくて、お客さんのような神様ってことですね。

 

この神様に着物を捧げるお礼として、
村の豊作を願う、というわけです。

 

そして、穢れ(けがれ・悪い気のこと)は、
水に溶けて流れる、
という性質があるので、
巫女さんが禊をすることで、災いを流す、

という、2つの意味を持った儀式なんです。

 

昔は、吊るした短冊を川に流していたんですが
穢れを流す、という意味があるんですよ。

 

ここで、また例のアツアツな2人の話に戻りますね(*´∀`)

 

中国の七夕の由来

時代は室町時代になるんですが、中国から、
「乞巧奠(きっこうでん)」とともにアツアツの2人の話も伝わります。

 

乞巧奠とは?

巧みを神様に乞う、という意味で
星にお供え物をあげる行事です。

「巧み」とは、一流の職人という意味で、
織姫にあやかって、
「裁縫が上手になるように」
と祈る日になっています。

 

そして、アツアツの2人の話は、
ご存知だと思いますが、簡単に言うと、

 

機織をしている織姫と、牛飼いの彦星がいました。

この2人が超ラブラブになって
結婚したのはいいものの、
ラブラブすぎて、すっかり仕事をしなくなりました。

周囲の人たちも、仕事をしない2人に、
すごく困ってしまいます。

神様もお怒りです。

そこで、2人の間に川を作って、
会えないようにしたんです。

が、

織姫の父でもある神様、
ずっと泣いている娘を見ているのが辛くなり、

7月7日の日、1年に1度だけ会えるようにしましたとさ。

 

という、お話。

織姫と神様、親子というだけあって、
どちらもトコトンやってしまう性格のようですね。

 

うちの9歳の娘は、ただラブラブな2人の、
ダメっぷりさに呆れてましたけど(・∀・i)

 

 

ある分野で「一流」となるには1万時間が必要!
という「1万時間の法則」っていうのもあるので、

2人がそれぞれの仕事で、一流と呼ばれるようになって欲しい
お互いが自立しあって、幸せになって欲しい

といった、未来の幸せを考えた父親の深い愛情もあるんでしょうね。

 

そんな感じで、
日本と中国の似たような話が、
まとまってしまうのに時間はかかりませんでした。

と、短冊の願い事の話に戻りましょう。

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photo credit: cocobitplus-kimono-obi-144 via photopin (license)

どうして願い事をするの?

中国の話では、神様に
「一流の職人になれますように」
と願ってお供え物をするんでしたよね。

 

でも、短冊を飾るのは日本だけ!

その背景には、日本の文化「和歌」があるんです。

 

宮中では行事ごとに和歌を詠むんですが、
例に漏れず、七夕の行事のときも、
短冊に書いた和歌を詠んでいたんですね。

 

徐々に一般人も真似をするようになり、
それを見た別の一般人も、

「オラもあんなキレイな字を書きてぇ!」

と、いつの間にか、短冊には
勉強や字の上達を願うことが書かれるようになり、

そして時代は進み、何でも願い事を書いちゃえ!

と、なってしまったんです(・∀・i)

 

願い事を叶えてくれる神様にも
着物をプレゼントできてないし、意味なくなってない??

 

とはいえ、脳科学的に言えば、もうちょっと工夫すると
本当に願い事が叶いやすくなるんです!

Noa Strupler
photo credit: Noa Strupler via photopin (license)

願い事を叶いやすくする方法!

実際に夢を書いて人に見せたり、
宣言することは、脳科学的にも実現の一歩となりますが、

もっと、実現に近づくようにするには!

 

  • してください
  • できますように

 

みたいな、お願い言葉じゃなくて、

 

  • します
  • できるようになります

 

という、宣言言葉がおすすめですよ(*≧ω≦)

 

私も子供の夢をサポートしてあげたいな、

と思いつつ、私の願い事も、
「絶対にダイエットが成功します!」
に変えようと思います。

モグモグ、モグモ・・・(ハッ!∑(゚Д゚))

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