1歳までの赤ちゃんを動物園に連れてくると、免疫力がアップするんだって!
えぇーっ!!
なにそれーー!?
photo credit: Lions & Lion Cubs via photopin (license)
最近、赤ちゃんを産んだ従姉妹が、
そう言って、私と子供達を動物園に誘ってきたんです!
なんと、テレビでも、赤ちゃんを動物園に
連れて行くと、アレルギー予防になる!
と、何度も取り上げられているそうなんです。
「そんなん嘘だー!動物園の策略じゃないの!?」
なんて、従姉妹に言っちゃったんですが、
あなたも思っていませんか?
でも、
従姉妹の夢(?)を私が壊しちゃっても、いいんだろうか?
私がこの先、動物園に来たときに、
眼の前で、ライオンが鳴いたりしたら、
「これも、動物園の演出かっ!」
って、よこしまな気持ちで見てしまうんじゃないだろうか?
従姉妹が、「じゃあ行かない」と言って、
もし、アレルギーになってしまったら、、、
動物園に行くたびに、アホの坂田ダンスを、
ライオンの前で、踊らされるんじゃないだろうか?
(被害妄想が強すぎっΣヽ(゚∀゚;))
うーん・・・
というわけで、
赤ちゃんを動物園に連れて行ったら、
免疫力が高まって、アレルギーにならなくなるのか!?
と、本気の本気で、調べました!!
どうぞ、アホの坂田ダンスを、
ノリノリで練習しながら、ゆっくりとご覧ください(*´∀`)
(けっこう、やる気満々やーっ!Σ(゚∀゚;))
なぜ動物園で免疫力があがるの?
これはですね、オーストリアの国際小児喘息、
アレルギー調査機関が行った調査の結果、
農家の子と、農家以外の子では、
アレルギーの割合が、だいぶ違ったんですね。
アレルギーの割合は、↓の通り。
【喘 息】 (農家の子)1 : 4(農家以外の子)
ということで、もっと詳しく研究していくと、
農家の子だけじゃなくて、家畜を飼ってる子も
同じように、免疫力が高かったんです。
さらに研究していくと、
家畜の糞に含まれる、大腸菌。
その大腸菌を覆ったりしている、膜の成分、
その名も、エンドトキシンって奴がいて、
そいつは、空気中に飛んでいるんですが、
それを、農家の子は普段から吸ってるため、
アレルギーになりにくいんだ!イエーイ!!
ってことが分かったんです!
でも実は、そのエンドトキシンは毒性があるんです。
大丈夫なの??
と思われるでしょうが、免疫力は、
毒に反応して、作り出されるので、
逆に、赤ちゃんの頃から、無菌状態で育つと、
全くの初心者で、練習さえしてないのに、
「みんなの前で、面白いダンスを踊って!」
と、急に無茶振りする、私の従姉妹と同じことなんです。
踊れるわけないってーの!
あくまでも空気中での話なので、
ウ◯チを触ったりするのは、ダメですよ!(>人<;)
ただ、誰でも免疫力が高くなって、
アレルギーにならないって訳でもないんです(>人<;)
もっと、詳しく話していきますよ!
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それでもアレルギーになる!
動物園が、免疫力のカギになることは、
先ほどもお伝えしたとおり。
ですが、全体的になりにくいってだけで、
アレルギーになる子はなります!
残念ですが、その一因となるのは、
- 親がアレルギー体質で遺伝した
- すでにアレルギーを発症していた
- インスタント食品やファストフードをよく食べる
- 家が清潔すぎて菌がいない環境
という場合。
遺伝やアレルギーをすでに発症していた場合は
体質なので、仕方ないですが、
インスタントなど、腸内細菌が育たない食事、
家が清潔すぎて、免疫力が働きにくい、
なんてときも、アレルギーになりやすいので、
手作りの食事や、外遊びや泥んこ遊びなど、
普段の日常生活からも、気をつけたいところですね。
赤ちゃんの花粉症予防については、
こちらの記事も、参考にしてみてください(*´∀`)
こっちの記事も、清潔にしすぎないことが書かれてます。
→ 赤ちゃんの花粉症を予防するには?5つのポイントでバッチリ!!
主人の実家では、猫を飼っているし、
庭にも、野良猫がたくさんいるので、
エンドトキシンは、他の家よりは多い方だと思います。
娘が赤ちゃんの頃は、よく実家の方へも
行っていたんですが、私が軽いアレルギーを
持っているので、やっぱり遺伝でしょうね。
あ、娘は猫アレルギーも持ってるんだった(・∀・i)
また、2歳以上になると、腸内環境が整い、
免疫が完成するようです。
なので、2歳までに、エンドトキシンがある
環境に、1度と言わず、コマメに連れて行ったりするといいようです。
ちなみに、「エンドトキシンがある環境」なので、たとえ動物園じゃなくても、
- 自然の多い公園
- 牧場
- 家でペットを飼う(できれば2種以上)
という環境でも、いいんですよ(*≧ω≦)
photo credit: CUTE! via photopin (license)
まとめ
こう見ると、ラピュタの城で、シータが、
土に根をおろし、風と共に生きよう。種と共に冬を越え、鳥と共に春をうたおう。
と言っていたことを、思い出しました。
人間も自然の一部。
自然を受け入れて、自然と共に暮らすのが、理にかなった生き方なのかもですね。
と、どうやら従姉妹の話は、正しかったようです。
一緒に、動物園に行って、思いっきり
エンドトキシンを吸ってきます!
最後に、しつこいようですが、
赤ちゃんなので、動物園の動物達に触ると、
違う病気が、移ったりすることもあるので、
赤ちゃんは、動物に触れないようにしてくださいね!
そして、アホの坂田ダンスをしている
人を見たら、一緒に踊ってやってください(*≧ω≦)
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