「雛人形って、物心ついたときには、飾ってなかったなー。
普通、何歳まで飾ったりするものなんだっけ?」
義理の妹と、古い写真を見ていると、
雛人形の前で笑っている、小さい義理の妹の写真があったんです。
・・・え?
物心ついた頃には飾ってなかった?
写真に写ってる雛人形って、
16段ぐらいもある、ちょーー立派な雛人形なんですけどっ!!!
あぁーーー、なんてもったいない!(>人<;)
義理の妹に女の子が産まれて、
雛人形を買ってもらったのですが、
いつまで雛人形を飾ってお祝いするのか、
さっぱり、分からないようなんですよね。
そりゃそうかも。
なんせ、雛人形を飾ったのは、
この写真を撮った一回きりなんだそう。。。
いやいやいや、そりゃないよ、おかみさん!
という訳で、
ひな祭りに雛人形を飾ってお祝いするのは、何歳までなのか!?
お義母さんのように、一回きりなのか?
私のように、、、あれ?いつまで飾ってたっけ?
(おいっ!∑(゚Д゚))
ってぐらい、きっと誰にとっても、
曖昧であろう、ひな祭りのお飾り。
ここら辺で、スパーンっと、決着をつけましょう!
ひな祭りは何歳まで祝う?
ひな祭りは、ご存知のとおり、女の子の厄を払うお祭りですよね。
( 詳しくはこちらの記事に!
→ ひな祭りの由来!幼稚園児にもめっちゃ分かりやすく!!)
[icon image="q3-r"] では、厄とは何か?
[icon image="a3-r"]
厄は、思わぬ災難、病気、苦しみといった、
誰もが、なるべく避けたいもの。
そんな災厄が、かわいい娘に起こりませんように。
という願いを込めて、
雛人形さんに、厄を持って行ってもらう。
言い換えると、身代わりとか生贄的なもの、
という意味もあるかもしれません。
(うわ、ちょっとエグイ(。-人-。))
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[icon image="q3-r"] では、厄は何歳までくると思いますか?
[icon image="a3-r"]
「厄年」という視点で見てみましょう。
実は、神社や仏閣で違ったり、
全国区で共通していないのですが、
だいたい、女性の最後の厄年は61歳!
さ、先が長い・・・(。-∀-)
と、思うかもしれませんが、
自分の厄を、家族がかぶったり、
家族の厄を、自分がもらったり、
思わぬ病気や事故も、災害も、
いつ起こるか分からないですよね。
そう、災厄に終わりはないんです!
ひな祭りは、生きてる間は、
何歳まででも、飾っていていーーんです!
おばあちゃんになっても、ひな祭り??
と、思わないでくださいね。
おばあちゃんだって、れっきとした女性ですからねっ!
と言ってもですね、厄払いは義務じゃありません。
結論!
[colored_box color="light‐red" corner="r"]何歳から飾ろうが、何歳まで飾ろうが、
全く構いません![/colored_box]
まとめ
基本的に、雛人形を飾るのは、
結婚するまでは親、
結婚してからは、自分で飾るものです。
が、
「雛人形をいつまでも出しておくと、結婚できないわよ。」
なーんて言われるので、
結婚したら、もう飾らなくていい、
と思っている人が、かなり多いようですね。
結婚して、女の子が産まれたら、
子供の分を、飾ってしまいますしね。
結婚したら、飾るの終わり!
子供が産まれたから、子供の分を!
でいいと思います。
ただ、伝統として伝えたい気持ちの中に、
女性らしさの一つ、洞察力ということがあると思うんです。
親が私のことを想って、飾ってくれてたんだなー。
この雛人形さんも、たくさんの厄を抱えてくれたのかもな。
と、雛人形を通して親の気持ちを感じたり、
自分は、雛人形のおかげで、これまでラッキーだったんだ、
たとえ、悪いことがあったとしても、
雛人形がいなかったら、もっと悪かったのかもしれない。
ありがとうございます。
と、毎年、雛人形に感謝ができることは、
[colored_box color="light‐red" corner="r"]
- ありきたりな日常でも、悪いことがなかったことに感謝ができる
- 親から愛されている、と愛情と自信をもらえる
- 小さな悪いことでも、もっと悪くなくてよかったと前向きに捉えられる
- 気づかないところで、買っていてくれたり、飾っていてくれたり、目の前以外のことに感謝ができる
[/colored_box]
という、目に見えない、
相手の気持ちや本意を、思い汲み取る力、
「洞察力」を育てる事にも、つながります。
自分が小さい頃には、気づかなかった、
というか、もちろん、何も考えていなかったですけどね。
でも、2月を過ぎると、
雛人形が飾ってある風景は、
当たり前ではなかったんですよね。
だって、雛人形のお手入れは、正直、面倒です。
ひな祭りの料理だって、大変です。
(ひな祭りのハマグリについては → ひな祭りのはまぐりの意味!こんな由来があったの!?)
それなのに、忙しい母が、
わざわざ箱から出して、飾って、
そして、また日干しをして、大事にしまっていたんです。
義理の母は、雛人形を、
1回しか出さなかったようですが、
形にこだわらない人だからでしょう。
今でも、子供たちの健康を、
何より心配していますしね。
私も、娘に洞察力を持ってもらうため、
今年の雛人形には、ファーをつけたり、派手に行こうと思います。
(洞察力が育つかっ!)