「冬至ってなに?何かやる日?」
娘が、小学校の先生から、
「冬至について、家で調べてくるように」
と言われたらしいです。
んーっと、たしか。。。
お風呂に浸かる日?
それは湯治だっけ??
んー、以前も曖昧な答えを教えて、
「学校では、みんなもっと知ってたよ!!」
って怒られたこともあったし、ちゃんと調べてみねば!
冬至を簡単に!
でも、詳しく知りたい!!
ってワガママなことを言う、
あなたの娘さんのためにも、シェアしちゃいますね。
(あんたの娘やっ!Σヽ(゚∀゚;))
冬至ってなんの日?
冬至は、だいたい12月21日か22日。
その年によって、日は前後しますが、
一年のうちで、一番、太陽が出ている時間の短い日です。
CC 表示-継承 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=113521
日本が冬至になる日の地球のイラストですが、
日本が、この図で分かりますかね?
上部右の黄色いキリンのようなところですよ。
地球は、ななめに回っているので、
太陽の当たる時間が、短くなります。
一年のうちで、一番太陽から遠くなる日なんです。
ちなみに、太陽に一番近くなる日は、夏至ですね。
イラストを回したいのですが、
そんな技術がないので、イラストを見ながら、
一生懸命、頭の中で回してください!
冬至は、「冬に至る」と書きますが、
昔ながらの陰陽思想でいえば、一番、
陰の気が強い日です。
陰陽のシーソーがあるとするなら、
一番、陰に偏っている日といえますね。
陰陽思想では、なにごとも、
陰と陽の間の中間がいい、とされます。
この陰にかたよった日は、
一番悪い日とも言えますが、
逆に、この日さえ超えたら、
春の明るい兆しが見えてくる、
と、縁起のいい日とも言えるんです。
この冬至の日を、無事に越すため、
昔の人は、ある工夫をしてきました。
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冬至にすることといえば?
陰が強い冬至に、どうやって、
陽との中間を目指せばいいのでしょう?
答えは簡単で、
陽の気が入ったものを、日常生活に取り入れることです。
一般的に、2つの方法があるので、
順に説明していきますね。
[icon image="point2-1-r"] 食べ物から取り入れる
まず、陽の気を持つ食べ物をとり入れること。
伝統的に「ん」がつく食べ物がいい、とか、
「と」がつく食べ物がいいと、言われていますが、
共通しているのは、「かぼちゃ」。
おい!!「ん」も「と」も付いてないやんけ!∑(゚Д゚)
なんて言うのは、ちょっと待った!
かぼちゃは、別名「南瓜 なんきん」、
「唐茄子 とうなす」とも言うんです。
また、かぼちゃは陰陽の中間で、
やや陽よりの食べ物。
つまり、体を優しく中間に持ってこれるもの。
さらに、陽の気を持ち、縁起もいいとされる、
小豆を使った「小豆かぼちゃ・いとこ煮」は、
病気や美容にもめっちゃいい、と言われています。
マクロビの本を何冊も読みましたが、
どの本でも、小豆かぼちゃ最高じゃん!!
って感じでした。
(実際に書いてませんが、そういう印象でした(・∀・))
もちろん、私も毎年作るようにしています。
[icon image="point2-2-r"] 柚子湯
冬至湯として、柚子風呂に入ります。
これは、柚子の香りと、湯水を使った、
邪気払いです。
これまで溜まった、陰の気を払って、
陽の気が入りやすくなるようにしているんですね。
血行を良くして、風邪をひきにくくする、
という実用的な意味もありますが、
- ゆず「融通」
- 冬至「湯治」
という語呂合わせの意味もあります。
私の湯治湯も間違ってなかったですね!!(*≧ω≦)
あ!でも、気をつけてくださいね。
以前、家にサワーポメロがあって、
サワーポメロ湯にしてみたんですが、
めっちゃ肌がヒリヒリしてきて、
お風呂から上がっても、ずっと痛いし、
とんでもなかったです!
色々試すのは危険です!!
photo credit: tamaki Yuzu-yu via photopin (license)
まとめ
冬至は、一年のうち、太陽の当たる時間が、
一番短くなる日です。
一番くらい日でもあるし、
この日を越したら、明るくなっていく日でもあります。
昔の人は、冬至以降も寒い日は続きますが、
この日まで耐えれば、次第に明るくなる未来が
待っていることを、よく知っていたんですね。
人生も同じ繰り返しです。
苦しいことは、絶対に続きません。
苦しい時には、小豆かぼちゃを食べたり、
太陽を浴びたり、明るい服を着たりして、
今が一番苦しいなら、あとは明るくなるだけだ!
と、むやみに恐れることはない、
と教えてくれているような気もします。
というか、娘にも、そう教えていきたいなと思いました(*´∀`)