「お彼岸の時って、お仏壇にどんな花をお供えしてる?」
最近、義理のお母様が亡くなった友人から、
母を数年前に亡くしている私に相談がありました。
相談されてから気づいたのですが、、、
あれ?
お供えの花には何がいいのか、
私も深く考えずに今まで花を飾ってきました(・∀・i)
いやー、もう母が亡くなって、
えーっと、20年ぐらい経ってしまっていますが、、
今更ながら、お彼岸の時には、
どんな花をお仏壇にお供えしたらいいのか?
今一度、しっかり調べてみようと思います!!
お母さん、今頃になってごめんね!!
ちょっと抜けた娘は、今も元気です!!
お彼岸にお供えする花は何がいいの?
お彼岸にはこちらの声が届きやすくなる、
ということもあって、お墓参りをしたりしますが、
お仏壇も綺麗にしておきたい時でもあります。
(常日頃から綺麗にしておけばいいんですけどねー。。。お母さん、すいません)
こう言っちゃあ何ですが、お寺の住職さんが言うには、
「亡くなられた方に手を合わすのではなく、
私たちが生かされている事に、
ありがたく感謝するために手を合わすのです。
仏教は、生きている人のためのものです。」
と言う事らしいんですよね。
つまり、亡くなった人のためじゃなく、
自分たちのために、手を合わすと。
で、花も亡くなった人のためじゃありません。
花は種から芽を出して、ぐんぐん伸びて、
寒さや暑さに耐えて、やっと花を咲かせます。
でも、誰かに見せたいから咲くわけではありません。
花にしてみれば、我慢して耐えていたら花が開いていた。
と言う感じなのでしょう。
仏教では、その花の生き様を人生に例えて、
お仏壇にも花を飾るんだそうです。
今はきつくても、頑張っていれば、
気がついたら、いつか花が開いているよ。と。
ちなみに、仏教の考えでは、
この世に生きていることは「苦」でしかない、
と言う考えが根底にあります。
ブッダのいた時代のインドは、
生きていくのが、大変苦しい時代だった、
と言う背景があって、仏教は生まれたから、
仕方ないところではあるんですけどね。
と言うことで、基本的には、
どんな花でも構わないんです。
生きてる人のためなので、
飾りたい花を飾っていいんです。
ただ、
- トゲがある花
- 匂いがきつい花
- ツル系の花
と言った、人が触ったときや近くに来た時に、
ウッと思われる花は、避けてた方がいいと言われています。
逆に言うなら、
もう仏様が亡くなって数年経っているとか、
お仏壇にくるお客様がいなければ、
何だって大丈夫!
亡くなって間もないとか、
親戚が集まってくる家など、
お仏壇に手を合わせにくるお客様がいるなら、
次に紹介するような花がオススメです!
あ、お客様の立場になって、
お花を持っていく場合も同じです。
お仏壇にオススメの花は?
お仏壇にオススメの花は何と言っても、
菊でしょう!
長持ちするし、花言葉は、
- 高貴
- 高潔
- 高尚
の3高。
身近すぎて、そんなに高貴なイメージだとは(・∀・i)
まぁ日本でも、天皇の紋章として、
菊が使われていますよね。
そして、色は白メインでまとめるのがいいですね。
他の花を合わせるなら百合、
カーネーションなど、白を中心とした花束で。
花屋さんに聞いたら、何の花がいいか、
アドバイスをもらえるはずです。
もしくは、「仏花」で探してみるといいですよ。
まとめ
母の好きだったバラを飾れないなー、
と残念に思いながら、最初の数年は白系の花を飾っていました。
でも、法事のとき住職さんに聞いたら、
「気にすることはないですよー」
っておっしゃってくれたので、
それからは、そこまで気にせず飾るようになりました。
と言っても、バラは高いし、
枯れやすいので、やっぱり日持ちのする菊メインになってますけどね(・∀・i)
(コストメインかいっΣヽ(゚∀゚;))
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