「当温泉は湯冷めしにくいのが特徴ですが、長く入っていますと湯あたりします。」
初めての温泉に行った時、
上のような注意書きが書いてありました。
「湯あたり」って初めて聞いたけど
「のぼせ」と同じことなのかな??
ちょっと調べてみると、ちょっと違うようです。
「湯あたり」とは?
「湯あたり」をウィキペディアで見てみると
頻繁に或いは長時間温泉入浴を続けていると、現れる病的症状のことである。全身に現れる全身症状と、体の部分に現れる局所症状に分かれる。
とのこと。
似たような「のぼせ」の方は、コトバンクによると
体があたたまり、血管が拡張し、血流が増加して起こります。
顔がほてる、頭がぼーっとするなどの状態ものぼせの一種。
ということです。
似たような感じですが、違いは
「湯あたり」の方は温泉の成分で
具合が悪くなる人。
「のぼせ」はお風呂や温泉に入って
血流が良くなりすぎて、具合が悪くなる人。
ということですね!
ただ、温泉に入って具合が悪くなる
ということで、同じように使われることもあるようですね。
どうやら、温泉でも湯あたりしやすいのは
「硫黄泉」「酸性泉」「放射能(ラジウム)泉」など刺激が強いとされる泉質のようです。
そして、温度が42度以上と高いこと。
たしかに、私の住んでいる鹿児島は
刺激の強い温泉が多いですが
長時間つかったり、頻繁に通ってるわけではないので
あまり気にしなくてもいいみたいです!
ただ、のぼせることはあるので
やっぱり気をつけないといけないかもですね。
では、これは湯あたり?
というような症状はどんな感じでしょう?
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湯あたりの症状は?
だるさや・めまい感・吐き気、食欲不振など
消化器中心の不快な症状が起こりやすいようです。
ある日、温泉に入って
上に書いてあるような症状が出た。
って時は、「のぼせ」です。
文字をみているだけでも
気分が滅入りそうです。。
では、対策としては何ができるのでしょう?
湯あたり対策!3つのポイント!
湯あたり(のぼせ)しないためには
3つのポイントを紹介しましょう。
1、水分を補給しておく
お風呂に入ると、暑さで
気がつかないうちに、汗をかいているんです。
なので、水分が急に減ってしまうと
体調不良を起こしやすいので
先に水分をとっておくこと。
といっても、お酒を飲んだ後は
心臓に負担がかかるので、やめてくださいね!
食事のすぐ後も、消化器系に
負担がかかってしまうので、控えた方がいいですよ。
2、熱いお風呂で長湯しない
半身浴なら別ですが、肩までの熱いお風呂に
30分ぐらい入っていたら、血圧もあがってフラフラです。
といっても、40度以下のお風呂なら
長風呂しても大丈夫!ってわけではありません。
やっぱり、長湯はのぼせてしまうので
途中であがって休憩をとったり
30分程度であがってくださいね。
[colored_box color="light‐gray" corner="r"]先日行った温泉は、42度だったので
けっこう熱めのお風呂でした。
注意書きがあるところを見ると
我慢して長く浸かって
湯あたりした人が多かったんでしょうね。[/colored_box]
3、掛け湯をする
急に湯船に入るのも、体が慣れてないので
負担がかかって良くありません。
かかり湯をしてからがいいですね。
[colored_box color="light‐gray" corner="r"]鹿児島では、基本的に
体を洗ってから温泉に浸かるのです。
でも県外の温泉に行くと
真っ先に湯船に向かう人が多くて
ビックリしたことがあります。
湯船がすぐ汚れてしまうんじゃないか?
って思ってしまいますが
自分の常識が、世間の当たり前とは限らないものですね。[/colored_box]
まとめ
湯あたりは、泉質にやられてしまうことで
のぼせが、血流が急によくなることで体調が悪くなることでした。
症状としては、似たようなものの
対策は
- 先に水分を取る
- 熱いお風呂で長湯はしない
- かかり湯をする
ということでした。
もし、症状が出たら
涼しいところで横になることが一番です!
せっかくの温泉ですからね、
湯あたりに気をつけて、そして
湯冷めにも気をつけて、気持ちよく帰ってください(*´∀`)